岩手県立大学（滝沢村）と東家（盛岡市中ノ橋通）は1月11日、店で食べたわんこそばの記録を投稿してランキングするサイト「東家わんこそばランキング」を共同で開発した。

　同サイトは昨年、同大学ソフトウエア情報学部の菅原研究室が東家に呼びかけたところ、同店の馬場暁彦社長がインターネットによるサービスを考えていたことから共同で進めることにしたという。

　利用方法は、わんこそばを食べた客が食べた数を店に設置する記録管理システムに入力し、記録紙をいったんプリントアウト。記載されるQRコードから携帯電話を通じて、記録とコメント、写真を投稿することができる。

　「ツイッターはもちろん、店でわんこそばを食べている様子をユーチューブで公開する人やユーストリームで生放送をする人も出てくる中、オフィシャルなサイトができないかと考えていた」と馬場社長。「サイトを通じて、わんこそばをキーワードにしたコミュニティーになってくれれば」と期待を寄せる。

　現在は本店（中ノ橋通）のみ利用可能。サイトの利用は無料。