冷凍しない「半焼成パン」-盛岡「パン工房ミッシェル」などで販売開始

「おうちパン」。パッケージに調理方法がイラストで描かれている

「おうちパン」。パッケージに調理方法がイラストで描かれている

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 盛岡の「パン工房ミッシェル肴町店」(盛岡市中ノ橋通1、TEL 019-622-4341)で3月23日、自宅で焼きたてのフランスパンが作れる「おうちパン」が発売された。

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 同品を開発したのはパン製造業のミッシェル(花巻市)。もち性小麦の新品種「もち姫」など県産小麦を100%使い、最後まで焼き上げずに完成品の一歩手前まで焼いた「半焼成パン」として開発。乳製品や卵を使わないため、アレルギー体質の人も安心して食べられる。

 焼きたてが食べられるとして、数年前からインターネットの通販サイトなどで人気の半焼成パンだが、そのほとんどは冷凍もの。同品は冷凍せずに常温のまま販売するのが特徴で、同社では「解凍がいらず、食べたい時にすぐに食べられる」点をアピールする。

 調理方法は、パンをパッケージに付属するアルミホイルに包んでオーブントースターで9分間、アルミホイルを外してさらに1分間焼くほか、2通りある。

 販売価格は1個137円。同店のほか同社直営の石窯パン工房ミッシェル店(花巻市)でも販売する。

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