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岩手の舞台芸術の担い手と又吉直樹さんが対談 動画とフォトブックで公開

旧石井県令邸で対談する坂田さんと又吉さん

旧石井県令邸で対談する坂田さんと又吉さん

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 日本全国のライブ・舞台芸術に関わる人を応援する事業「JAPAN LIVE YELL project」は現在、芸人・作家の又吉直樹さんが岩手の舞台芸術の担い手と対談する様子などを収録したウェブムービーとフォトブックを公開している。

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 同プロジェクトは、新型コロナ禍の影響が続く文化芸術活動の開催を支援し、出演者やスタッフ、ファンなどライブ・舞台芸術に関わる人を後押しする全国規模の事業。文化庁の支援の下、2020年から実施し、岩手県では同プロジェクトの一環として県内各所で文化芸術活動に関するイベントを展開する「アーツライブいわて」を行ってきた。

 同プロジェクトでは、各地域での文化芸術・舞台芸術の担い手不足という課題に対して、さまざまなアプローチで支援する取り組みも行ってきた。本年度は、その取り組みの中で見えてきた地域ならではの活動の魅力と、文化芸術の多様な担い方、担い手の多彩な生き方を広く知ってもらおうと、岩手県・北海道・高知県・山梨県・滋賀県・島根県・大分県の7地域での活動と担い手を紹介するフォトブックを制作した。

 岩手・北海道・高知には、プロジェクトに共感した又吉さんが訪問。担い手との対談や、地域を旅する姿をウェブムービーでも公開している。岩手編では、県内で文化芸術活動の支援や関連施設の運営などを行うNPO法人「いわてアートサポートセンター」のプロデューサー・坂田雄平さんと又吉さんが、盛岡の旧石井県令邸で対談。そのほか音楽と美術やダンスとのコラボレーションコンサートシリーズ「街なかアーツライブ盛岡」の公演の様子も収録されている。

 又吉さんが訪問する地域として岩手が選ばれた背景としては、地域の文化芸術の振興に関して、アートに関わる小さなNPO法人が地域全体を見渡して、積極的に担い手を育てている点にあるという。

 プロジェクトのPR事務局は「人口が減少する中では特に、地域にアーティストがいることと、そのアーティストや地域の文化資源を生かせるプロデューサーがいることが不可欠で、活動を支える人材の育成も併せて重要となる。全国的に人材不足が指摘されている中、いわてアートサポートセンターは独自に育成の取り組みを進めていて、ほかの地域の参考になると考えた。人への投資は一番重要でありながらおろそかにされている現状もある。又吉さんとの対談を通じて問題提起をする意図もあり、岩手を紹介した」と話す。

 フォトブックとウェブムービーは、プロジェクトのウェブサイトなどで12月31日まで公開予定。

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