盛岡のギャラリーで合同展-陶芸家+クラフト作家の作品を展示

今年は2回目の企画展。待ちかねたように常連客がひっきりなしに訪れる

今年は2回目の企画展。待ちかねたように常連客がひっきりなしに訪れる

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 陶器や布物などの工芸品を扱う「ギャラリー母蓮(もれん)」(盛岡市高松3、TEL 019-661-5576)で現在、企画展「お正月さまを迎える 祭窯 可児孝之&夢織り人」が行われている。

美濃焼の陶芸家・可児孝之さんの作品

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 同展は美濃焼の陶芸家・可児孝之さん(岐阜県土岐市)をメーンに、布製のアクセサリーや手作りキャンドル、ワイヤークラフトなど地元盛岡のクラフト作家を含めた9人の作品を展示販売。今回特別に世界的に知られる自然染織作家・伊豆蔵明彦さん(京都府京都市)の作品も一部販売する。

 展示する作品は代表の田口順子さんが独自の感性で選んだ作家のものばかり。店からつながる自宅の一部をカフェとして開放し、来店客や作家らをもてなす同店には、閑静な住宅街の一角ながら、平日にもかかわらず主婦を中心とした女性客が引きも切らずに訪れる。

 20年来訪れるという主婦の来店客は「どことなく元気を与えられる作品ばかり。この場所にもそんなパワーがあるよう」と話す。

 田口さんは「作品は一つひとつ丹誠を込めて作られたもの。ぞんざいに扱うのではなく、『愛(め)でる』気持ちで作品に触れてほしい」と話している。

 営業時間は10時~17時。今月12日まで。同店は通年営業はせず、企画展開催時のみの営業。

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