「滝沢市IPU第2イノベーションセンター」（滝沢市巣子）で7月15日、「滝沢市地域人材育成セミナーin inove」が開かれる。主催は滝沢市。

　昨年から同市では、新たなビジネスの創出や人材育成を推進するため、産学官、企業間、異業種間での連携のきっかけを作るためのヒントと交流の場を作ることを目的に、さまざまなセミナーを開催してきた。

　今回のセミナーは、クラウドソーシングと広報・PRをテーマにした2部構成。1部はクラウドソーシングサービス運営会社「クラウドワークス」渉外企画担当の田中健士郎さんを講師に迎え、クラウドソーシングを使った働き方について、県内で実際に活躍するクラウドワーカー2人の実例を交えながら紹介する。2部はシプード社長で盛岡市出身のPRコンサルタント舩木真由美さんが「攻める企業広報・PR術」と題して、多くの人に情報を広める手段、未経験者のためのPR活動について講演する。

　同市経済産業部企業振興課の山本和広さんは「世の中に多種多様な働き方が増え、I・U・Jターンで岩手に戻り、クラウドソーシングを使ってフリーランスで働く人も多い。介護や子育てをしながら働けるのがクラウドワーカーの魅力だが、それを自分で広めるPR方法も必要になる。広報は仕事だけではなく、さまざまな場面で役立つもの。興味のある人はもちろん、これから始める人にとっても面白い内容になっていると思う。ぜひ参加して」と呼び掛ける。

　申込用紙は同市ホームページからダウンロードできる。申し込みはファクスまたはメールで受け付ける。問い合わせは同課（TEL 019-656-6536）まで。