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岩手県立美術館で「芥見下々『呪術廻戦』展」 貴重なネームや作者の解説も

単行本1巻~27巻のネームと下描きを投影する展示 © 芥見下々/集英社

単行本1巻~27巻のネームと下描きを投影する展示 © 芥見下々/集英社

 漫画「呪術廻戦(かいせん)」の大型展覧会「芥見下々『呪術廻戦』展」が現在、岩手県立美術館(盛岡市本宮)で開かれている。

作者・芥見さんによるQ&A形式の解説や秘蔵素材が並ぶ「領域之参」 © 芥見下々/集英社

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 「呪術廻戦」は、漫画家・芥見下々(あくたみげげ)さんが2018(平成30)年3月から2024年9月にかけて「週刊少年ジャンプ」で連載してきたダークファンタジー。芥見さんは岩手県出身で、作中には「盛岡駅」や「御所湖」など盛岡を含めた岩手県内の風景が登場したことで市民・県民の間でも話題となり、物語の舞台として県外から各地を訪れるファンも多い。

 同展は作品誕生の創作秘話を解き明かす大型展覧会で、岩手が6カ所目。完成原稿のほか、ネームや下書きなどの貴重な資料を展示し、デジタル手法による創作工程を芥見さんの解説を交えながら紹介する。

 展示は4つの「領域」で構成。「領域之壱 プロトタイプ&ネーム」では、「呪術廻戦」の前日譚(たん)「東京都立呪術高等専門学校」のネームや、連載前に制作されたプロトタイプのネーム、芥見さんと編集者のやりとりが分かる資料などが並ぶほか、単行本1巻~27巻のネームと下書きをプロジェクター投影で投影するエリアを設ける。「領域之弐 デジタル作画メソッド」では、デジタル作画環境での制作工程を解説。作画の流れやアシスタント陣との連携を説明するパネルや映像、デジタル原画を構成する「レイヤー」をオブジェ化した模型などを展示する。

 「領域之参 連載原稿総力解説」は、ストーリーごとに区切ったエリアを展開。キャラクター、設定、ストーリーに関するQ&A方式の作者解説、下書きやネームなどの秘蔵素材、原画データを体感できる映像などで構成し、アシスタント陣が描く背景画のフォトスポットも用意する。物語の中で起きた事件の内容について、弁護士に相談しながら制作する過程を解説した「法律監修」のパネルも展示する。「領域之肆(し) カラーイラスト」は、単行本の表紙や連載時に掲載されたカラーイラストの数々を拡大出力して展示。展覧会のキービジュアルの制作過程のタイムラプス動画も公開する。

 開館時間は9時30分~18時(入館は17時30分まで)。月曜休館(祝日の場合は翌平日)。観覧料は、一般=2,000円、高校生・学生=1,600円、小学生・中学生=1,000円。岩手県立美術館の総合受付のほか、チケットぴあ、ローソンチケット、セブンチケットで販売する。11月8日まで。

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