マリオス（盛岡市盛岡駅西通2）で3月30日、勝間和代さんら第一線で活躍する講師陣による「平成25年度デジタルコンテンツ人材育成特別講座『特濃！ゲーム開発塾』特別講演会」が開かれた。盛岡広域振興局による「いわてデジタルコンテンツ産業育成プロジェクト」の一環。

　同講座は、デジタルコンテンツ産業振興と若年層の地元定着を目指してデジタルコンテンツに関わる第一線の目線を学んでもらおうと実施。ゲーム、アプリ開発に関わるプログラマーやデザイナー、学生など75人が参加した。

　講師陣には、経済アナリストでゲーマーとしても有名な勝間和代さん、ゲームアナリストの平林久和さん、盛岡市出身でソニー・コンピュータエンタテインメントやマイクロソフトなど第一線で活躍し、「特濃！ゲーム開発塾」を総合プロデュースしているIGFゼネラルマネジャーの吉岡直人さんを迎えた。

　勝間さんはスマートフォンアプリ「魔法使いと黒猫のウィズ」を例に、行動経済学の観点からコンテンツ開発や人材開発について指南。「自分で学ぶということは、さまざまなことから自分を客観視して振り返って、振り返りをした中から考えていくこと。そうすることでデジタルコンテンツ開発やチームを組む際にも、気付きや考えが見えてくるのでは」と来場者にアドバイスした。