岩手県立大学生と中国の大学生が日中交流イベント-中国文化を紹介

岩手県立大学と重慶師範大学が日中交流イベントを合同で企画

岩手県立大学と重慶師範大学が日中交流イベントを合同で企画

  • 0

  •  

 岩手県立大学生と重慶師範大学生による交流イベント「熱中日中チャイナに夢中どきどきわくわく中国フェスタ」が8月5日、アイーナ(盛岡駅西通1)で開催された。主催は、独立行政法人国際交流基金(東京都)。

漢服の試着など、中国文化を紹介

[広告]

 同法人日中交流センターでは、毎年日本の学生向けに国際交流イベント企画を公募しており、今年は岩手県立大学の「祭り」を題材にした交流イベントが採用された。学生は今年3月に重慶(中国)を訪れ、縁日、郷土料理ひっつみの紹介や、現地の大学生とのさんさ踊り体験を行った。

 今回は訪中した県立大学生を中心に、重慶の学生を岩手に招待し交流イベントを企画した。同法人で中国側の学生を日本に招待するのは初めて。企画した同大学の中條奈菜花さんは「重慶に行った後、1回で終わらせるのはもったいないと思った。今回は被災地も見学してもらい、何でも話せる友人として理解を深められれば」と話す。

 重慶の学生は同1日に日本を訪れ、盛岡さんさ踊りパレードへの参加や、遠野市や大船渡市を観光。5日には、学生がアイデアを出し合って企画した日中交流イベントで中国結体験や漢服試着、中国のお面「隅取り」制作など中国文化を紹介した。

 岩手を訪れた重慶師範大学の朱暁雷(しゅぎょうらい)さんは「日本の皆さんがすごく温かくて感動した。重慶のイベント後、(岩手県立大学の)みんなと離れて寂しかったが再会できて嬉しい」と笑顔を見せた。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース