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もりおか歴史文化館で「森永製菓」企業資料展-113年の歴史資料一堂に

お菓子から見る日本の歴史のほか、盛岡の街の変化も感じ取れる展示

お菓子から見る日本の歴史のほか、盛岡の街の変化も感じ取れる展示

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 開館1周年を迎えたもりおか歴史文化館(内丸)で7月21日、特別展「お菓子で笑顔に~森永製菓の企業資料から~」が始まり、オープニングセレモニーが行われた。

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 明治に創業し113年の歴史を持つ森永製菓の企業資料を通じて日本の菓子の変遷を伝える。同社の製造・販売の歴史を、盛岡との関わりを交えながら紹介する。西洋菓子が日本に入ってきたころからの貴重な資料ばかりで、お菓子のパッケージ、広告、ポスターの展示はもちろん、関東大震災や戦争時などに製造・販売されていた薬や乾パンなど菓子以外も展示する。

 板チョコやキャラメルなど西洋菓子を日本にいち早く取り入れた同社。創業者の故・森永太一郎さんが盛岡の菓子店に贈った「終始一貫」の直筆の書など、盛岡と森永製菓とのつながりも垣間見ることができる。

 オープニングセレモニーでは、同館館長の畑中美耶子さんが「つらいこと、悲しいこと、苦しいことも、一粒のミルクキャラメルが(あれば)笑顔を呼び起こしてくれる。ひと時の笑顔が元気につながると信じている。この特別展を見て笑顔になってもらえれば」とあいさつした。

 開館時間は9時~19時。入場料は、一般=300円、高校性=200円、小中学生=100円。 9月23日まで。

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