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ベアレン醸造所がZOOMOに寄付 身近なツキノワグマへの理解深めて

4月27日に行われた贈呈式の様子

4月27日に行われた贈呈式の様子

 ベアレン醸造所(盛岡市北山1)が4月27日、盛岡市動物公園ZOOMO(新庄)とコラボレーションしたビール「姫とリオの乾杯ビール」の売り上げの一部を同園に寄付した。

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 「姫とリオの乾杯ビール」は、ZOOMOのリニューアル開園に合わせた記念商品として2023年4月に発売。ベアレン醸造所の「ベアレン」はドイツ語でクマという意味で、同社のロゴにもツキノワグマが描かれている縁から、ZOOMOで飼育されている2頭のニホンツキノワグマ「姫」と「リオ」にちなんだオリジナルビールを販売し、売り上げの一部を同園が取り組む野生のニホンツキノワグマの保全事業に寄付している。

 今回は2025年度分の売り上げから9万円を寄付。寄付金はZOOMOが開発したシリアスボードゲーム「クマと僕らの物語」を活用した普及啓発活動や保全教育プログラムに活用される。ベアレン醸造所社長の嶌田洋一さんは「ベアレンビールはクマビール。このような縁は他にない。昨年はクマ問題が大きく取りざたされ、今年もすでに街にクマが出没している。だからこそ、啓発や保全の活動が必要。このビールがクマとの共存に役立つことに期待し、私たちの思いに共感してビールを飲んでもらえれば」と話す。

 「姫とリオの乾杯ビール」は毎年ラベルデザインを変えて販売。今年のビールはフランス産のアロマホップを使って爽やかな口当たりとフルーティーで華やかな香り、すっきりとした味わいに仕上がったという。

 ZOOMOの園長・辻本恒徳さんは「ZOOMOとしてツキノワグマの普及啓発活動を通して、野生の生き物と人間の関係について知ってもらえるように皆さんに働きかけたい。クマをはじめとする野生生物が人間の街に来る原因は、生息環境の悪化や里山の荒廃、山に人の手が入らなくなったことなどがある。ビールを飲んで元気になり、山の中にあるZOOMOで山歩きの楽しさを知り、里山を歩いてクマを山の奥の方へ戻すというのが理想かもしれない。ビールや動物園という身近なところから、クマについて正しい知識に触れて、共存の道を一緒につくりたい」と話す。

 2026年版の「姫とリオの乾杯ビール」は今月27日に出荷を始めた。数量限定でZOOMOの園内ショップやベアレン醸造所のウェブショップなどで取り扱う。価格は440円。

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