老舗そば店「東家本店」(盛岡市中ノ橋通1)と盛岡バスセンター(同)がコラボレーションしたスタンプラリーが4月26日、始まった。
「東家本店」は盛岡を代表する「わんこそば」の名店としても知られ、観光客をはじめ多くの客が訪れる。同店のわんこそば当日席を利用する場合、店頭で整理券を発券して順番を待つ必要があるが、長時間を店舗の前や車の中で待つ人、時間がないので諦めて帰る人も少なくないという。特に、ゴールデンウイークや夏休みなど、観光シーズンは待ち時間が長くなる。
盛岡バスセンターはバスターミナル機能に加え、飲食店や物販店、温浴施設などが入居する複合施設の側面をアピールし、観光スポットとして利用客を増やしたい考えがあった。そこで、近隣にある東家本店側から「わんこそばを待っている人を観光ターゲットにできるかもしれない」と提案。わんこそば客に待ち時間で周辺地域の店舗や施設を利用してもらい、時間を有効活用しながら回遊性を高めようと、まずはゴールデンウイークに合わせて2者のコラボレーションを試験的に企画した。
今回は東家本店でわんこそばの整理券を取得した人を対象に、専用のスタンプラリーカードを配布。盛岡バスセンター内の対象店舗・施設を利用するとスタンプが1つ押され、3店舗分を集めた各日先着20人に「福田パン(あんバター)」を進呈する。スタンプカードの利用は期間中であればわんこそば前でも後でも可能とした。あくまでも「わんこそば体験」がメインの企画のため、参加店舗でもドリンクやソフトクリーム、持ち帰りメニューなど、普段の一押しとは違う品を「お薦め」として紹介するなど工夫しているという。
今回のコラボレーションの効果を参考に、今後は周辺商店街との連携なども検討していくという。盛岡バスセンターを運営する「盛岡ターミナルビル」の担当者は「まずはやってみようと始めた企画。わんこそばを楽しみに来てもらっているので、待ち時間やその後の観光も満喫してもらいたい。例えば、わんこそばの前に温浴施設で体を整えて、わんこそばの後にはドリンクやソフトクリームを味わったり、土産を買ったりしてもらえれば。わんこそばのかけ声のように、地域の魅力も『はい、じゃんじゃん』『はい、どんどん』と楽しんで」と呼びかける。
5月6日まで。景品の引き換えは「Cafe Bar West38」で11時~17時30分に受け付ける。