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南昌荘の紅葉ライトアップ今年も始まる 夜の庭園の雰囲気を味わって

モミジが色づき始めた南昌荘の庭園。緑から赤へのグラデーションが美しいライトアップ

モミジが色づき始めた南昌荘の庭園。緑から赤へのグラデーションが美しいライトアップ

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 国の登録記念物、盛岡市指定の保護庭園・景観重要建造物で、いわて生協所有の「南昌荘」(盛岡市清水町)で11月8日、「紅葉の庭園ライトアップ」が始まった。

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 2010(平成22)年に始まり、毎年恒例となった同施設の紅葉ライトアップ。庭園には約40本のヤマモミジを中心に紅葉する樹木が植えられている。施設は住宅街に囲まれ、庭園の樹木は周辺の樹木よりも遅れて色づき始めるのが特徴。ライトアップの期間は前年の様子などを参考にしながら見頃を迎える時期に合わせて設定しているが、早すぎる時や見頃を少し過ぎてしまう時もあるという。

 今年は厳しい暑さが長続きしたことや、11月に入っても気温が高かったことなどが影響し、例年にも増してゆっくりと紅葉が進み、8日時点では五分ほどの色づき。見頃よりやや早めのライトアップとなった。庭園に設置されたライトは、色付き始めたヤマモミジの緑から赤へのグラデーションを美しく照らし出す。

 施設を管理する「いわて生協」の牧野典子さんは「今年の紅葉はゆっくり、のんびり、まったり、といった感じ。本格的な見頃はもう少し先なので、11月いっぱいは楽しめると思う。紅葉には少し早いが、夜の南昌荘が楽しめるのは今だけ。この時期ならではの雰囲気を味わって」と呼びかける。

 期間中の開館時間は10時~19時30分(最終入場は19時)。ライトは16時30分から点灯。入園料は大人=300円、小中学生=150円。ライトアップは今月12日まで。期間中、喫茶コーナーは休止する。

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