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盛岡・岩手公園で「北のクラフトフェア」 ものづくりから生まれる交流に期待

会場となる岩手公園芝生広場

会場となる岩手公園芝生広場

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 岩手公園(盛岡城跡公園)内芝生広場(盛岡市内丸)で10月8日・9日、「北のクラフトフェア」が開かれる。

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 会場となる同公園では民間の力を借りて都市公園を整備する「公募設置管理制度(Park-PFI)」を活用した整備事業が計画され、事業者にはファッションブランド「ミナ ペルホネン」を運営する「ミナ」(東京都港区)が選ばれた。同ブランドのデザイナー・皆川明さんの「盛岡でクラフト市を開いてみたい」という思いを受け、それに賛同した市民有志が実行委員会を立ち上げ、北のクラフトフェアの準備を進めてきた。

 今回は委託販売を含め全国から112組が出店。岩手の作家も30人ほどが参加している。出店者は公募を行い、皆川さんら選考委員の審査によって選ばれた。出店者のジャンルは陶磁器や木工、金属、ガラス、紙、染織など多岐にわたる。2日間、作家らがブースを設け自分の手で作品を販売する。このほか会場内では、全国で活躍する音楽家による「北のクラフト楽団」による演奏や、ラジオ番組の公開放送などを行う。9日9時からは皆川さんによるライブペインティングも予定している。

 9日には岩手県公会堂大ホールでライブイベント「orbe(田辺玄+haruka nakamura)×Meadow TOUR 2022『遠い声』in MORIOKA」、10日はプラザおでって3階おでってホールでトークセッションを行う。入場にはそれぞれチケットが必要となり、「北のクラフトフェア」ウェブストアで販売する。ライブイベントは18時開場、18時30分開演。定員は300席(自由席)。料金は4,500円。トークセッションは、10時30分~12時、13時~14時30分、15時30分~17時の全3回(各回とも開演30分前開場)。定員は150席。料金は各回1,000円。15時30分からの回のみチケットは完売。当日券の販売はないが、キャンセルが出た場合は再販売する。

 期間中は市内各所で同フェアの開催に合わせた企画や協賛イベント、地元飲食店応援企画なども行われる。実行委員会の加賀谷真二さんは「街中で関連イベントがあるので、皆さんにも街に出て楽しんでもらいたい。クラフトフェアには全国からさまざまなジャンルの作家が集まる。作家の皆さんの声を聞いてもらい、様々な交流が生まれることに期待している」と話す。

 岩手公園芝生広場会場は入場無料。開催時間は8日=10時~16時、9日=9時~16時。両日共に最終入場は15時30分。雨天決行。荒天時は一部ブースを肴町商店街アーケードに移動して行う予定。天候判断についてはSNSで発信する。

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