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盛岡駅ビル「フェザン」が4択クイズの「検定」実施 意外な難問も楽しんで

「フェザン検定」の問題の一つ。「6月」と「屋上」の2つがヒント

「フェザン検定」の問題の一つ。「6月」と「屋上」の2つがヒント

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 盛岡駅ビル「フェザン」(盛岡市盛岡駅前通)が現在、開業40周年を記念した企画として、専用ウェブページを使った「フェザン検定」を実施している。

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 フェザンは1981(昭和56)年に開業し、今年の4月10日で40周年を迎えた。4月から開業40周年を記念した事業を展開し、7月1日からは第2弾がスタート。その一つが「フェザン検定」で、専用のウェブページにアクセスすると、「フェザンのうんちく4択問題」に挑戦できる。出題数は20問で、合格率が80%に達すると合格証が発行され、スクリーンショットなどで保存し、同店の協賛ショップで提示すると特典が受けられる。

 「フェザン検定」は、40周年事業の中でも「長い間、フェザンを利用している人」を対象にした企画。開業から現在まで同店を長く親しんできた利用者と共に楽しみ、共に40年を振り返ろうという思いを込めた。加えてスマートフォンやパソコンを通じて参加できる点から、同店の歴史に詳しくない若い世代の興味を誘う狙いもある。問題を解く面白さや楽しさを共有し、合格する達成感を、店への関心につなげる。

 問題の内容はスタッフ全員で考案したもの。現在の「おでんせ館地下1階」が「パルモ」という名称で呼ばれていた時代からのスタッフもいるため出題範囲はかなり幅広い。企画を担当する営業部のスタッフは「そのせいなのか、かなり難易度が高い問題もある」と話す。

 利用者に楽しんでもらおうとする一方、問題を考えるスタッフも楽しめるように工夫した。問題を提出する締め切りギリギリまで悩む様子や、同じ内容の問題についてスタッフ同士で「私も考えていたのに」と取り合うこともあったという。ベテランから新人までが参加し、スタッフでも正解が分からない意外な難問も多く集まった。

 スタッフが用意した問題は約30問。その中から20問がランダムで出題される。問題の内容はフェザンの店名の由来や、店内のショップにまつわるもののほか、開業当時の情報や、昔開催したイベントにまつわるものなど。答えを選択すると、正解か不正解かと共に解説や一言コメントも表示される。

 7月11日時点で624人が挑戦。不合格しても何度も挑戦できるため、「解説を参考に再チャレンジしてほしい」と担当者。「特に、長年フェザンによく足を運んでいる皆さんに挑戦してもらいたい。懐かしいと感じてもらえる問題もたくさんあると思う。もちろん最近来ている人の回答も待っている。皆さんに楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 検定は7月31日まで。

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