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盛岡・ビクトリア姉妹都市提携35周年 新しい交流機会生み出す

30周年の際に参加した「ビクトリアデイパレード」の様子

30周年の際に参加した「ビクトリアデイパレード」の様子

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 盛岡市や国際交流関係団体で組織する「盛岡市・ビクトリア市姉妹都市提携35周年記念事業実行委員会」は現在、「盛岡市ビクトリア市姉妹都市提携35周年記念事業」の公募を行っている。

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 盛岡市がカナダ・ビクトリア市と姉妹都市になったのは1985(昭和60)年で、今年5月23日に35周年を迎える。盛岡は、今年開催される「東京オリンピック・パラリンピック」のカナダを相手国とするホストタウンにも認定されているが、ビクトリア市との姉妹都市交流もきっかけの一つになっているという。

 実行委員会では、市民と共に35周年を祝うとともに、盛岡とビクトリアとの新たな姉妹都市交流の機会創出や、これまで行われてきた姉妹都市交流の一層の推進などを目的に、2020年度中に実施されるビクトリア市との姉妹都市交流事業を公募し、経費の一部を補助する。

 補助額は実行委員会が定める対象経費の半額で、限度額は30万円。交流事業の内容については、実際にビクトリア市から人を招き交流するもののほか、盛岡とビクトリアの姉妹都市交流の周知につながるものなどで、問い合わせや相談にも応じる。

 併せて、ビクトリア市を訪問する市民訪問団への参加者も募集。訪問団は5月16日に出発し、18日にビクトリア市で開催される「ビクトリアデー」の祭典でパレードに参加、ビクトリア市やバンクーバー市内の観光も予定している。

 実行委員会事務局を務める盛岡国際交流協会の担当者は「姉妹都市という点から、ビクトリア市について知ってもらい、市民と皆さんと新しい交流機会を増やしていきたい。盛り上がった交流が今後も続いてほしいという期待もある。市民訪問団としても、現地を訪れることで35年という長い歴史や、ビクトリアにある盛岡、そして盛岡にあるビクトリアについて感じてもらいたい」と呼び掛ける。

 記念事業の公募は3月13日まで。市民訪問団の募集は4月6日まで。詳細や要項については市のホームページや盛岡国際交流協会に掲載する。問い合わせは同協会(盛岡市役所内、TEL 019-626-7524)まで。

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