盛岡で中高生向けカレーグランプリ 若さあふれるオリジナルレシピに期待

会場となる「菜園調理師専門学校」

会場となる「菜園調理師専門学校」

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 「菜園調理師専門学校」(盛岡市菜園2)は現在、「第1回カレーグランプリ」の参加者を募集している。

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 同グランプリは中学生・高校生向けの料理コンテスト。同校で料理のコンテストを開くのは今回が初の試みとなる。料理をすることや食べることが好きという中高生に向けてテーマを投げ掛け、食に対する興味を掘り起こす目的で企画。今回は学校や家庭で作り方を学ぶ機会があり、日常的に食べることが多い「カレー」をテーマに設定した。

 同校調理高度技術学科教務主任の小林真巳さんは「料理や食に興味を持つ学生は多いが、料理を作って誰かに食べてもらう、評価してもらうという場所は学校の授業や家庭内しかない。好きという気持ちをアピールする場所がもっとあっても良いと考えている。普段から料理をするという人はもちろんだが、とにかく食べるのが好きだという人にも参加してもらいたい」と話す。

 募集レシピは岩手県産の食材を使った、未発表のオリジナルカレー料理。参加は個人・団体を問わない。材料や作り方の手順、完成した料理の写真などを記載した応募用紙による書類審査を行い、決勝大会出場作品10組を選出。決勝大会では同校調理実習室で調理をし、審査員らが試食審査を行う。カレーとご飯の組み合わせに限らず、スイーツやパンなどに応用したものでも構わない。

 今回のグランプリを皮切りに、さまざまなジャンルの料理グランプリを行う構想もあるという。小林さんは「どんなレシピが集まるかとても楽しみ。大人やプロの調理師が思いつかないようなアイデアを中高生の皆さんは持っていると思う。既存のカレーにとらわれない、ユーモアや面白さがたっぷり詰まったレシピを待っている。腕試しと気負わずに気軽に参加して」と呼び掛ける。

 詳しい応募要項や応募用紙はホームページから確認できる。締め切りは6月30日。決勝大会は8月11日を予定している。

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