IGRいわて銀河鉄道「夜市」限定割引切符-割引率高く販売延長

大勢の客でにぎわう二戸の「なにゃーと夜市」。「夜市」だが昼間に開催される

大勢の客でにぎわう二戸の「なにゃーと夜市」。「夜市」だが昼間に開催される

  • 0

  •  

 盛岡市の第3セクター運営による鉄道「IGRいわて銀河鉄道」(盛岡市上田1、TEL 019-652-9800)は、3月20日までとしていた「なにゃーと夜市きっぷ」の販売を1年間延長した。

[広告]

 同サービスは、夜市が開催される「毎月7日と20日」限定で利用できるもの。指定する発着駅と夜市が行われる二戸駅の区間で、往復乗車券を最大で46%割引するほか、夜市で利用できる700円分のクーポン券、特産の雑穀を使ったソフトクリームの引換券、「福田繁雄デザイン館」などの入場割引券(半額)をセットにした。利用可能な発着駅は盛岡駅といわて沼宮内駅間の9駅で、切符は利用日を指定して購入する。

 夜市は二戸駅に隣接する「カシオペアメッセ・なにゃーと」を会場に、毎月7日・20日に開催される定期市。農産物や海産物、地元の加工食品など、県北地域や一部青森県南部の市町村の業者が集まることで知られる。すでに開催は90回を超え、今年6月で100回目が予定されている。かつては実際に夜間に開催していたが、利用者の確保を理由に、現在は12時から17時までの開催となっている。名前が夜市なのは、当時の名残り。

 同社の広報担当者は「同きっぷは二戸近隣以外の盛岡地域からの利用客が多く見込めることから2006年に企画したもの。二戸地域の振興と新たな利用者の獲得を目指して今回、サービスを継続することにした。これを利用して、県北の味を求めて家族や友人と小旅行を楽しんでほしい」と話す。「確かに割引率は高いが、新しいお客様がこの切符を使って乗車していただけるととらえれば、当社としては利益があると考えている」とも。

 料金は、盛岡駅~巣子駅の各駅=2,200円、滝沢駅・渋民駅=1,800円、好摩駅~いわて沼宮内駅=1,600円。IGR各駅の各窓口で販売。

誕生日はワンコインで乗り放題-「いわて銀河鉄道」開業5周年で(盛岡経済新聞)「どんど晴れ」の舞台・盛岡まずらツアー、市民団体らが企画運営(盛岡経済新聞)和風しょうゆ味の「みたらしプリン」-秋田の県内産素材で商品開発(秋田経済新聞)「旬の地場もの」運動で協力店募集-石川県「地産地消」推進の一環で(金沢経済新聞)なにゃーと夜市

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース