プラザおでって（盛岡市中ノ橋通）で12月18日、男性向けの料理講座「サックリ、サクサク 弁当男子」が行われた。

　同講座はデフレが進む中で弁当を手作りする男性が増えてきたことを背景に、もりおか女性センター（中ノ橋通）が3回にわたって開いたもの。これまでに「にぎらないおにぎり」「ロコモコ弁当」など手軽に作ることができる弁当向けの料理をレクチャーした。最終回となる今回のレシピは、やや本格的な「サーモンピカタ」。

　講師は3回とも野菜ソムリエの小原薫さんが担当。「節約、エコ、健康、時間管理、モテる」をテーマに、参加した20歳台～60台の11人の男性受講生を相手に軽快なおしゃべりとともにレクチャーを行った。

　参加した男性の一人は「これまで奥さんがやってくれていたことが、段取りも含めてすごいことだったと気づかされた」と話している。小原さんは「男性は順番をきちんと進めるのが好きなんだなと思った。これからはもっと『適当』なところを学んでくれればもっと料理が楽しくなるはず」とアドバイスする。

　同講座は今後も参加人数次第では、サークル化して続けることも検討するという。