岩手の野菜ソムリエが「野菜のきもち」を代弁?-ラジオ番組を書籍化

表紙デザインは盛岡のタウン誌「てくり」の木村敦子さんが担当

表紙デザインは盛岡のタウン誌「てくり」の木村敦子さんが担当

  • 0

  •  

 盛岡の出版社「リエゾンパブリッシング」(盛岡市黒石野、TEL 019-661-0195)は1月下旬、IBCラジオの番組をまとめた「野菜のきもち」を発行した。

[広告]

 著者は番組コーナーのパーソナリティーで、野菜ソムリエ(ベジタブル&フルーツマイスター「マイスター」)として地場野菜の普及や食育の現場で活動する小原薫さん。毎週日曜午後に放送するラジオワイド番組「のり子のおばさん白書(パーソナリティー=フリーアナ・後藤のり子さん)」内で、同書と同タイトルのコーナーをパーソナリティーとして担当しながら、約1年かけて1冊の本にまとめた。

 同書では、48種類の野菜や果物を「昔の人の知恵袋野菜」「お弁当穴埋め野菜」などのテーマごとに、基本的な情報から言われ、歴史、食べ方、保存方法などを解説している。本の中の挿絵も著者の作によるもの。

 担当編集者は「著者自身が岩手を中心とした北国の視点から野菜を見つめ、地場の食材の良さをアピールしている。語り口調のような文体なので、普段はあまり本に接しない人にも読みやすいのでは」と話す。「毎日食べているけど、意外に知らない野菜の横顔が見えてくるかも」とも。

 価格は1,575円。県内書店ほかアマゾンで販売。書店にない場合は、直接同社へ問い合わせのこと。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース