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オンライン帰省を楽しむマップ「Kozukata」公開 盛岡と首都圏の心の距離ゼロに

オリジナルマップ「Koztukata」のスクリーンショット。桜山神社を紹介

オリジナルマップ「Koztukata」のスクリーンショット。桜山神社を紹介

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 首都圏で暮らす盛岡の関係者によるコミュニティー「リトルもりおか」が、盛岡への「オンライン帰省」が楽しめるオリジナルマップ「Kozukata(こずかた)」を、「Google Earth」上に公開した。

 「リトルもりおか」は、盛岡市出身者や在住・訪問経験者、興味がある人、好きな人など盛岡に関係する人が参加。2017(平成29)年に盛岡出身者数人でスタートし、2019年から本格的な活動をスタートし、ウェブ上での情報発信やイベントの開催を行ってきた。参加メンバーは20~30代の若者が多いという。

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 コミュニティーの中でも、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、盛岡への帰省や旅行ができないことが話題になっていたという。このような状況下で「何かできないか」と考えるうち、生まれたのがインターネット上の機能を使った「オンライン帰省」のアイデアだったという。

 「Kozukata」を作成したのはリトルもりおかメンバーの河口有吾さん。もともと、「首都圏の中の盛岡を探すマップ」を「Googleマップ」上の機能を利用して作る活動をしていたことから、同様にオリジナルのマップを作り共有する機能があること、Googleマップよりもリアル感があることなどからGoogle Earthの機能を使って作成することを提案した。

 「Kozukata」という名前は、盛岡の別名「不来方」に由来。不来方には「災いが二度と来ないように」という意味が込められていることから、「新型コロナウイルス感染症の感染拡大を止めたい」という願い、盛岡がかつて不来方と呼ばれていたことから「今は訪れることができない盛岡」であるという2つの思いを込めて名付けた。

 「マップを見る人が能動的に楽しめることにこだわり、物語の中に入り込むような作りにした」と河口さん。マップは盛岡市内の約130カ所を物語風に紹介する流れで、上野駅から新幹線で盛岡へ向かうところから始まる。

 取り上げる場所については「帰省したら行きたい場所」や「思い出の場所」を募集。寄せられたものをメンバーが撮影した写真やコメントと共に紹介している。盛岡城跡公園や開運橋、中津川といった名所のほか、飲食店や商業施設など多岐にわたる。実際の道路沿線などをパノラマ写真で見ることができる「ストリートビュー」の機能も活用し、その場所を訪れたかのような気分も味わえる。

 「思い出の場所」という点から、今はない施設も紹介している。リトルもりおかメンバーの櫛引亮さんは「バーチャルで楽しめる盛岡という点で、今はもうない場所に行きたいという声も多かった。マップで巡りながら懐かしい気持ちを味わい、『こんなところあったよね』と話の種になればうれしい。新しい場所もあるので、しばらく盛岡に行っていない人には『ここに行こう』と計画して楽しんでもらいたい」と話す。

 現在は紹介する場所の追加についても募集。リトルもりおかの各種SNSアカウントやメールで受け付けている。河口さんは「盛岡と首都圏は物理的な距離があり、今の状況ではもっと遠くに感じる。それでも心の距離はゼロにできる。つながり一緒に盛り上がりたい」と話す。櫛引さんは「盛岡に住む人も、首都圏で暮らす人も、同じように盛岡を感じ、どこからでも盛岡に帰ることができるツール。盛岡に帰る日が楽しみになるような存在であってほしい」と思いを話す。

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