盛岡の生花店で「ヒャックオランタン」展示 ハロウィーンカボチャの販売も

店の前に並ぶヒャックオランタンは一つ一つ違った表情

店の前に並ぶヒャックオランタンは一つ一つ違った表情

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 生花店「花の館津志田店」(盛岡市津志田中央、TEL 019-674-2992)が現在、ハロウィーンに向けて100個のジャックオーランタンを飾る「ヒャックオランタン」の展示を行っている。

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 100個のジャックオーランタンを制作しているのは同店店長の山田清秀さんと妻の英さん。自家農園で花の苗や野菜などを生産し販売を行っている同店では、ハロウィーンに合わせて飾り用のカボチャの販売と、ジャックオーランタンやパンプキンカービングの作品展示を行っている。当初は少数だった作品展示は地域住民などからの評判を受けて少しずつ数を増やし、昨年、カボチャが大豊作だったことから100個のジャックオーランタンを飾る「ヒャックオランタン」を思い付いた。今年も豊作が続き、2000個ほどのカボチャが収穫できたという。

 清秀さんは「昨年の評判を受けて、今年もヒャックオランタンを飾ることにした。思い付きで始めた展示だが、楽しみに待ってくれている地域の皆さんや子どもたちが多くてうれしい」と話す。

 昨年は10月末の短期間での展示だったが、今年は期間を延長し、上旬から展示を始めた。カボチャに直接模様や顔を彫ってしまうと、すぐに傷んでしまうため、現在は表情やキャラクターをかたどったシールを貼ったものを展示している。作品は販売も行っているため、好きな顔のカボチャを選んで購入することもできる。展示しているカボチャはハロウィーン当日に向けて、下旬ごろからカービングを始め、制作したランタンの中に明かりをつけてライトアップを行う。

 同店は31日まで、ハロウィーンカボチャの直売を行う期間限定の「パンプキンパッチ」としても営業。ジャックオーランタンの制作やパンプキンカービングに適した品種のカボチャ、飾り付け用の小ぶりなカボチャなど約10種類を販売している。

 清秀さんは「カービングやランタン作りは難しいと考えている人もいるが、意外に簡単で親子でも楽しめる。作り方については教えることもできるので、ヒャックオランタンを見て興味を持ったら、ぜひ作ってみてほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は9時~20時。展示は今月31日まで。

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