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盛岡市がクマ被害対策にふるさと納税活用 対策強化で市民の安全確保

盛岡市役所

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 盛岡市は現在、クマ被害防止対策事業の充実を図るため、ふるさと納税による寄付を受け付けている。

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 市内では市街地でのクマの目撃情報が増加している。2025年度の目撃件数は570件で、前年度の100件に比べて急激に増えた。農作物被害は77件、人身被害は2件だった。本年度は6月10日現在で目撃件数93件、農作物被害は6件。山や森林に近い場所だけではなく、住宅地や公園、保育園の周辺など人間の生活圏に近い場所での目撃情報がある。市内での人身被害は0件だが、岩手県内では4件の人身被害が発生している。

 市では、県や警察、猟友会など関係機関と連携を取り、クマ被害の防止に取り組んでいるが、市全体での出没件数や市街地での目撃件数の増加に伴い、市民生活の安全確保は重要な課題になっている。こうした状況を踏まえ、クマ被害対策の強化を図るための財源確保方法として、ふるさと納税の活用を検討。全国的にクマ対策への関心が高まっていることから、取り組みに共感する人からの支援を広く受け入れる仕組みとして導入を決定した。

 寄付の受け付けは5月13日から始まり、現在はふるさと納税ポータルサイトの「さとふる」と「楽天ふるさと納税」で受け付けている。集まった寄付は、市が設置している箱わなの修繕や増設、花火やクマスプレーなどクマを追い払うための資材の購入、農作物被害防止の電気柵設置への支援など、実効性がある対策に活用する。

 市都市戦略室の担当者は「市の取り組みに対して、ふるさと納税を通じて関心を寄せてもらえるとありがたい。寄付は市民の安全確保に直結する対策に着実に活用したい」と話す。

 寄付は一口1,000円から。返礼品は用意しない。

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