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盛岡でアメリカの国立公園写した写真展 20代の若者が撮影

写真展の開催に合わせて販売するZINEの表紙

写真展の開催に合わせて販売するZINEの表紙

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 アメリカの国立公園を写した写真展「Ordinary Scenery」が11月23日から、ブックストア「BOOKNERD(ブックナード)」で開催される。

バファローの姿を捉えた迫力のある1枚

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 写真を撮影したのは盛岡市在住の平井大幾さん。平井さんはアメリカの国立公園に魅せられ、これまでに数度、国立公園内を長期間歩いて巡る「スルーハイク」を行っているという。今回の写真展では、2016年9月に3度目の周遊の際に、約1カ月かけて7つの国立公園を巡った記録を展示する。

 「BOOKNERD」で開催するきっかけは、店主の早坂大輔さんが平井さんと出会い、平井さんが自費制作した写真集を見せてもらったことだったという。早坂さんは「僕自身もともと登山やアウトドアが好きなので、店で写真展を開かないかと提案した」と話す。「写真の力が本当に素晴らしい。平井さんはプロの写真家ではないし、20代前半であるということに驚いた」とも。

 写真展のタイトル「Ordinary Scenery」は「いつもの景色」という意味。特別な景色ではなく、国立公園内のありのままの姿や、自然の普遍的な美しさを捉えた約25枚を展示する。写真展に合わせ、平井さんと「BOOKNERD」が共同で写真をまとめた「ZINE」を制作し、店頭とオンラインストアで、100部限定で販売を行う。

 早坂さんは「写真に写るものは国立公園のいつもの景色かもしれないが、日本では見られない非日常の風景。写真から自然の雄大さや美しさを感じて、慌ただしい日常を少しでも忘れて楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 営業時間は12時~19時。火曜、第1水曜定休。12月9日まで。

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