人気上昇中の岩手のゆるキャラ「そばっち」、観光パンフで主役に

ガイドブックの表紙には「そばっち」のほか「こくっち(県北)」「とふっち(県央)」「おもっち(県南)」「うにっち(沿岸)」など各地を表すキャラクターが踊る

ガイドブックの表紙には「そばっち」のほか「こくっち(県北)」「とふっち(県央)」「おもっち(県南)」「うにっち(沿岸)」など各地を表すキャラクターが踊る

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 岩手県の夏の観光プロモーション「いわて・平泉観光キャンペーン」(実施主体=同実行委員会、会長=達増拓也知事)のガイドブックとポスターが5月26日、発表された。

キャンペーンキャラ「そばっち」の携帯ストラップ

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 同キャンペーンは昨年に引き続き7月から9月までの夏の観光シーズン、主に首都圏を中心に岩手への観光誘客をPRするもの。キャッチコピーは「幸せ出ずる国、いわてへ。」。

 情報発信の中心となるガイドブックは、表紙にゆるキャラ界で人気急上昇中の同キャンペーンのキャラクター「そばっち」を大きく紹介。本文でも同キャラをアイキャッチにしながら、県内各地の観光資源を紹介するほか、巻頭では昨年から引き続き「いわて幸せ大使」を務めるフリーアナウンサーの高橋佳代子さんが、岩手の自然や伝統文化、食の魅力を紹介する。発行部数は30万部で、首都圏のJR東日本びゅうプラザなどで配布。

 ポスターは、今年9月にユネスコ無形文化遺産の登録が有力視されている花巻市大迫町の伝統芸能「早池峰神楽」や8月に開催する「盛岡さんさ踊り」、三陸沿岸の味覚の3パターンを制作。7,500枚を首都圏のJR東日本各駅、県内観光地で掲示する。

 プレイベントとして5月から都内ホテルで「いわてフェア」行うほか、6月27日・28日にはJR大宮駅で行われる「まるきた伝統空間」でイベント告知を行うなど、キャンペーン期間中に県内外でさまざまなイベントを開催する。

 キャンペーンを企画する県商工労働観光部観光課では「岩手の魅力は『伝統』や『祭り』、そして『食』にある。観光客の方々には地域ぐるみで客をもてなすホスピタリティーを感じてもらえれば」と話している。

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