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懸垂幕でいわてグルージャ盛岡を応援 ホーム開幕戦へ向けてチームを後押し

縦18メートルの懸垂幕。チームの20周年を記念したロゴも

縦18メートルの懸垂幕。チームの20周年を記念したロゴも

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 サッカーJ3「いわてグルージャ盛岡」のホーム開幕戦を告知する懸垂幕が2月24日、百貨店「パルクアベニュー・カワトク」(盛岡市菜園1)の壁面に設置された。

朝早くからたくさんのサポーターが駆け付け、懸垂幕の設置を盛り上げた

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 懸垂幕の制作と設置を行ったのは、同チームのスポンサーでのぼり旗や横断幕などの印刷を手がける「オノデラサイン」(二戸市)。同社では県内のプロスポーツチームを応援しようと、これまでも同チームのサポーターへ横断幕の寄贈や、バスケットボールB2リーグ「岩手ビッグブルズ」を応援する懸垂幕の設置を行ってきた。

 同社の小野寺久治社長は「岩手のように複数のプロスポーツチームが身近にあり、多くの試合が見られる環境があることは幸せなことだと思う。懸垂幕を設置することで、岩手のスポーツやチームを盛り上げる起爆剤になれば」と話す。

 「いわてグルージャ盛岡」の懸垂幕の設置は2シーズンぶり。今回は今シーズンのチームスローガン「飛翔」とチームの20周年を記念するロゴを配置するとともに、3月17日にいわぎんスタジアムで行われるホーム開幕戦を告知するデザインに仕上げた。大きさは5枚合わせて縦18メートル、横7.5メートルとなっている。

 設置はJリーグが開幕する24日の8時30分ごろから開始。サポーターも駆け付け、取り付け作業を見守った。30分ほどで設置が完了し、懸垂幕を見たサポーターからは「かっこいい」と歓声が上がったほか、「新体制での新シーズンが始まる。わくわくする」「20周年の今年、J3優勝でJ2に昇格してほしい」「選手たちにはけがなく頑張ってほしい」という声も聞かれた。

 現地にはチームを運営する「いわてアスリートクラブ」の秋田豊社長も駆け付け、朝早く集まったサポーターへ「朝からみんな来てくれてうれしい」と声をかける姿も見られた。秋田社長は「若手もベテランもバランス良く、良い補強ができている。自分が監督として成し得なかった1位を取ってJ2に昇格してほしい」と話した。

 懸垂幕の設置は3月14日まで。その後、チームスローガンや20周年ロゴが描かれた部分を切り取り、縫い合わせた上で、大きなフラッグとしてスタジアムに掲げる。

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