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盛経・2020年間PV1位は「クレープ自販機」 コロナ禍で頑張る人に注目集まる

設置から2カ月ほどがたつ「クレープ自販機」。納品から1時間で完売する日もある人気ぶり

設置から2カ月ほどがたつ「クレープ自販機」。納品から1時間で完売する日もある人気ぶり

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 盛岡経済新聞の2020年年間PV(ページビュー)ランキング1位に輝いた記事は、「盛岡と紫波に『クレープ自動販売機』登場 県内初、安心しておいしさ届ける」だった。

 「クレープ自動販売機」は、クレープ専門のキッチンカーを運営する「キッチンカー fu-go(フーゴ)」を運営する菊池史子さんのアイデア。コロナ禍の中、キッチンカーでの販売が思うようにできなくなったことから、冷蔵機能が必須となるクレープの無人販売方法として自動販売機を思い付いたという。自動販売機は盛岡市内と紫波町内の計3カ所に設置。旬のフルーツやクリームを包んだスティック状のクレープを販売している。

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 記事の公開は12月1日。わずか10日で今年の1位となった。「本当にびっくり。うれしいと同時に、皆さんの関心の深さも感じられる」と菊池さん。「岩手初のクレープ自販機に純粋に興味を持ってくれたのかもしれないし、自分と同じく商売をしている人が新たな商売の形として関心を持ってくれたのかもしれない。利用してくれる皆さんだけではなく、提供する側の皆さんへの刺激やヒントになれたのならうれしい限り。これからの時代、ここからまた新たな挑戦を見つけ出したい」と意気込む。

 ランキングは今年1月1日から12月10日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 盛岡と紫波に「クレープ自動販売機」登場 県内初、安心しておいしさ届ける(12/1)

2. 盛岡の「テークアウトできるお店マップ」公開 個人が作成、協力求める(4/1)

3. 岩手のテークアウト情報発信アカウント話題に 「TOGO」が「GOTO」になるまで(4/24)

4. 盛岡でも新型コロナ影響広がる イベント自粛・短縮営業・休館相次ぐ(3/9)

5. 「リンツ ショコラ ブティック」が岩手初出店 甘く楽しいチョコレート体験を (3/13)

6. 岩手県営運動公園で「秋のクラフト市」開催へ 市民と事業者へ楽しみ届けて(9/4)

7. 「盛岡の宿応援割事業」スタート 県民対象に市内宿泊施設の利用促す(7/8)

8. 映画「影裏」ロケ地マップ完成 オール岩手で撮影、作品と散策楽しんで(2/3)

9. 盛岡のジュエリー作家がミセスコンテストでグランプリ 日本代表として世界へ(8/5)

10. フードデリバリー「ウォルト」盛岡へ進出 フィンランド発、40店が参加(12/4)

 新型コロナウイルス感染症に関連した話題が多く見られる今年のランキング。その中でも新たな取り組みを始める人や頑張る人の姿に注目が集まった。2位と3位には、上半期ランキングでも上位だった個人が立ち上げたテークアウトマップと、テークアウト情報などを発信するSNSアカウント「TOGO IWATE(トゥーゴー イワテ)」の話題がランクイン。6位は感染症対策をしながら少しでも楽しみを届けようと企画された「クラフト市」、9位にはコロナ禍の影響を受けながらもミセスコンテストでグランプリを獲得したジュエリー作家・千葉香さんのニュースが入った。

 例年同様に新しい店舗やサービスについての記事も人気を集め、5位には岩手初出店となったスイスのプレミアムチョコレートブランド「Lindt(リンツ)」のオープン、10位には今月サービスを開始したフィンランド発のフードデリバリー「ウォルト」の記事がランクインした。

 新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない一方で、工夫しながら地域を盛り上げようとする人の思いは絶えない。来年の盛岡経済新聞でも、盛岡の明るいニュースと共に頑張る人たちの様子を伝えていく。