「いわて県民情報交流センター開館20周年写真展」が5月8日、「キオクシア アイーナ(いわて県民情報交流センター)」(盛岡市盛岡駅西通1)4階の「いわてヒューマンギャラリー」で始まった。
工事が始まった時の写真。現在とは違う盛岡駅西側の風景にも注目
同施設は、盛岡運転免許センターや岩手県立図書館、飲食店、子育てサポートセンター、国際交流センター、ホールや会議室といった有料貸し出し施設などが入居する複合施設として、2006(平成18)年4月1日に開館。同年5月8日にグランドオープンした。愛称の「アイーナ」は公募で決まり、「あ、いいな」という言葉が由来。2025年には「キオクシア」とネーミングライツ契約を結び、名称が「キオクシア アイーナ」となり、2026年に20周年を迎えた。
写真展は20周年記念の取り組みの一環。「聳(そび)える。-岩手県のランドマーク落成までの記録-」と題し、2003(平成15)年3月1日~2005(平成17)年9月30日の建設期間中に建設会社が記録として定点撮影した29枚の写真で、建設当時の周辺の様子と建物の全容が現れるまでを振り返る。
写真は盛岡駅側の高い場所から撮影したとみられるが、詳細な場所は不明。開館当時から大切に保管され、写真展として展示するのは初めてだという。建設当時は周囲に何もない様子や、建物の特徴であるガラス面が出来上がっていく過程、5月5日のこどもの日に合わせてクレーンにこいのぼりが飾られている様子も記録されている。
企画を担当する施設管理事務室の岩間崇さんは2012(平成24)年から勤めている。「アイーナのガラス面を初めて見た時、すごい建物だなと思った。エレベーターもガラス張りで驚いた」と岩間さん。「ガラス面は年に2回、1カ月ほどかけて掃除している。その様子を撮影した動画をユーチューブに投稿しているので見てもらいたい。開放的な吹き抜け構造も魅力。たとえば、8階にいても4階にいる利用者の皆さんの顔が見えて、話している様子や勉強している様子が分かり、思い思いに使ってもらっているんだと実感する」とも。
今回は設計時に作られた竣工模型の展示や、グランドオープンセレモニーで披露された施設紹介動画も放映している。岩間さんは「新型コロナ禍などで大変な時期もあったが、皆さんに利用し続けてもらえているのは、愛されているからだと感じている。愛称の由来『あ、いいな』に通じていると思う。皆さんにも完成までの歩みを知ってもらえれば」と話す。
開場時間は、11時~13時、14時~17時。5月24日まで。