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「いわて盛岡シティマラソン」オンライン開催へ 新しい生活様式で楽しみを

いわて盛岡シティマラソン2020オンラインのロゴ画像

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 いわて盛岡シティマラソン実行委員会は、「いわて盛岡シティマラソン2020オンライン」の開催を決定し、9月1日から参加登録をスタートする。

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 いわて盛岡シティマラソンは、盛岡市の市制施行130周年を記念し昨年10月に初開催。東北の県庁所在地では初となるフルマラソンで、9000人を超えるランナーが集まり盛岡市内を駆け抜け、多くの市民がボランティアや観客として加わり盛り上がった。

 今年は第2回の開催に向け3月からランナーのエントリーを開始し、新型コロナウイルス感染症の状況を注視しながら対策を含めた準備を進めてきたが開催中止を発表。参加予定ランナーの中からは「何か代替事業を行ってほしい」という声も届いていた。

 そこで新型コロナウイルス感染症対策のための「新しい生活様式」の中で、県民の運動習慣支援とマラソンを通じた盛岡ファンの拡大に向けた取り組みとして、「いわて盛岡シティマラソン2020オンライン~ハシル×トル×ツナグ×モリオカ~」の開催を決めた。

 「いわて盛岡シティマラソン2020オンライン」は、GPSトレーニングアプリ「TATTA(タッタ)」を活用し、アプリ上で「いわて盛岡シティマラソン」を立ち上げ、参加者らがGPS端末に記録した日々の走行距離をアプリに登録して1カ月の月間累計走行距離を競い合う。

 開催期間は10月1日から31日まで。参加資格は日本国内在住の10月31日時点で満13歳以上の男女で、「TATTA」アプリのインストールが必要。新型コロナウイルス感染症への対応状況を踏まえ、それぞれの地域で、安全・安心して走る事ができるタイミングと環境があることも条件となる。累計走行距離を競うため、走る場所や回数に決まりはなく、期間中であれば何度も走ることができる。

 参加者には参加証として個人ごとの総走行距離と順位が入ったオリジナルウェブ完走証を発行する。走行距離が42.195キロメートル以上の参加者の中から抽選で盛岡市の特産品を贈呈する「完走者特別賞」、都道府県別で平均走行距離が一番長かった都道府県の参加者に大会オリジナルタオルを進呈する「都道府県対抗賞」も用意。
 参加者全員の走行距離が盛岡の人口数である約29万キロを超えた場合には、「盛岡市特別賞」として、個人の走行距離が42.195キロメートルを超えた参加者全員に次年度大会のフルマラソン参加料500円引きクーポンも配布する。

 実行委員会の担当者は「今年の大会は残念ながら中止になってしまったが、オンラインという新しい形で皆さんに参加してもらいたい。来年の大会に向けた期待を高めてもらえれば」と挑戦を呼び掛ける。

 参加申し込みは9月1日から「e-moshicom(イー・モシコム)」で受け付ける。定員は3000人。先着で定員になり次第終了。参加無料。参加に関する詳細は特設サイトに掲載する。

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