紫波城山公園で「夏フェス」今年も 夏ならではの景色楽しんで

会場となる「若殿屋敷跡」から見える紫波町内の景色

会場となる「若殿屋敷跡」から見える紫波町内の景色

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 城山夏フェス実行委員会では現在、「第2回紫波城山夏フェス」の出店者を募集している。

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 同イベントは、紫波町内にある「城山公園」(紫波町)を、四季を通じて活用しようと、周辺住民らが立ち上げたイベントの一つ。同公園は桜の名所としても知られ、4月には「城山桜まつり」も開催し、その時期には多くの人が集まるが、夏と秋をどう活用するか課題になっていた。そこで昨年の夏には地元の音楽グループなどが参加する「紫波城山夏フェス」、秋には公園内を巡る「歴史散策会」を実施した。

 実行委員会広報担当の佐々木誠さんは県外出身。佐々木さんは「城山は季節ごとに表情を変える。特に、ここから見える紫波の景色が美しい。町内の人でも城山に登ったことがないという人がいるのが惜しいところ」と話し、「外から来た人間だからこそ城山の良さをどんどん広めたい」と意気込む。

 イベントは公園内の「若殿屋敷跡」を会場に、特設ステージを設ける。音楽ライブをメインに、飲食出店やクラフト市といった出店とフリーマーケットを開催。1回目となった昨年は周知が間に合わなかったことから、今年は500人の来場を目指す。

 6月30日まではフード・クラフト市・フリーマーケットの出店者を募集している。応募は先着順で、定員は計50組を予定。1区画は3メートル四方で、出店料はフードとクラフト市が2,000円、フリーマーケットが1,000円となる。

 佐々木さんは「桜まつり以外は来る理由がないという声も少なくない。新しい機会を生むことができているならうれしい。出店者の皆さんには一緒に盛り上げてもらいたい。来場者の皆さんには夏にしか味わえない城山の心地よさを味わってほしい」と呼び掛ける。

 「紫波城山夏フェス」は8月19日開催。入場無料。

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