4つのキーワードで「CO2削減」を実践-岩手県職員4,800人

「CO2ダイエットアクション」の行動目標を掲示する県のウェブサイト

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 岩手県は5月27日、6月いっぱい地球温暖化防止行動を実践する「身近にできるCO2ダイエットアクション」を実施すると発表した。国の環境月間に合わせて実施する。例年は夏至の日から始まるクールビズも今年は6月1日から実施する。

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 これは約4,800人の県職員を対象に、職場や家庭でできる地球温暖化防止に有効な行動目標を大枠で設定。さらに週替わりで集中的に取り組むもの。

 6月第1週は「節ヤク」、第2週は「トーク」、第3週は「ウオーク」、第4週は「バイク(自転車)」をキーワードに、それぞれ週ごとに「CO2ダイエットアクションプラン」を設定。「パソコンやテレビ、照明器具を使用しない時はこまめに消して!」「外食などの時にはマイはしを持参して!」「公共交通機関や自転車などを積極的に活用!」「定時退庁・ノー残業に努める!」など行動目標を掲げる。中には「ライトダウン・キャンドルナイトによるちょっと素敵な夜」というものも。これを呼びかけるサイトには、これらの行動目標を実践することによりCO2削減の具体的な数値も掲載する。

 週ごとに掲げた集中目標の「4つの『ク』」から「フォーク(4ク)」とネーミングして、周知徹底を呼びかけるという。

 担当課では「県の環境問題に関する対策として、まずは県職員から行動しようということで始めることにした。この取り組みの成果を生かして、県民にも同じように環境に配慮した行動をお願いしていきたい」と話している。

 岩手県は2012年の京都議定書の第1約束期間までに、8%のCO2削減(1990年比)を目標にしている。

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