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雫石の小学生がヘーゼルナッツ植樹 自分の成長と伴走して地域とつながる存在に

ヘーゼルナッツの木を植える小学生たち(写真提供=nomos)

ヘーゼルナッツの木を植える小学生たち(写真提供=nomos)

 御所小学校(雫石町)の児童が4月23日、学校近隣の畑でヘーゼルナッツの植樹を行った。

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 植樹を企画したのは、盛岡市や雫石町の畑でヘーゼルナッツの栽培に取り組む「nomos(ノモス)」の内澤啓太さん。同校近くの畑で栽培を始めた際に、「せっかく近くに小学校があるなら、一緒に何かできないか」と考え、2025年4月に畑の規模を拡大するのに合わせて同校の児童と新しい苗木を植樹。その後は植樹した木の観察や、隣接した畑での収穫体験などを行ってきた。

 今年も同校児童との取り組みを継続。今回は3年生14人が学校から200メートルほど離れた場所にある畑で、ヘーゼルナッツの植樹に挑戦した。内澤さんが「ヘーゼルナッツを知っている人」と質問すると、数人の児童が手を挙げ、「チョコレートに使われている」と答える様子も見られ、内澤さんもチョコレートなどお菓子に使われることが多いと紹介した。

 児童らは自分たちより「1年先輩」の植樹4年目のヘーゼルナッツの木を観察。雄花の形を見て、実がなる仕組みなどの説明を受けた。その後、畑に移動し、5種類20本の木を植樹。木を植える時は畑に開けた穴に、堆肥と土を混ぜ合わせて入れる。堆肥は町内の乗馬クラブ「しずくいしYU-YUファーム」の馬ふんなどを材料にしたもので、子どもたちは触るのに少し戸惑う様子を見せたが、臭いがないことや土の触り心地を確かめ、次々と堆肥を運び、土を混ぜ合わせて苗木に優しくかぶせた。

 ヘーゼルナッツは実がなるのに3年から5年かかるため、「6年生になる頃に実がなっているかも」と内澤さんが説明すると、児童からは驚きの声が上がった。

 内澤さんは「今日植えたヘーゼルナッツと自分の成長を照らし合わせ、子どもたちに伴走する存在の一つになればと思う。地元を知るきっかけや地域とつながり続けるためのきっかけにもなったらうれしい」と話す。

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