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盛岡の飲食店で岩手産りんごの果実酒が評判-盛岡の地ビール会社が製造

2月出荷予定「4th」に使われる岩手産ふじを仕込む

2月出荷予定「4th」に使われる岩手産ふじを仕込む

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 盛岡の地ビール会社で製造する果実酒「イングリッシュ・サイダー」が飲食店限定で11 月に発売されて以降、評判となっている。

半分注いだ後におりを混ぜてもう1回注ぐのがおすすめ

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 ベアレン醸造所(盛岡市北山1、TEL 019-606-0766)が製造する同サイダー。りんごを使った発泡性の果実酒は一般的に「シードル」と呼ぶことが多いが、同社ではイギリスのパブで伝統的に飲まれている本格的な「サイダー」として商品化した。原材料のりんごは全て岩手産で、商品1本(300ml)当たり2個分のりんごを使用。添加物を使わず、甘さを抑えたしっかりとした味わいが特徴だ。

 同社では今までにもりんごを使ったビール「アップル・ラガー」(税法上は発泡酒)を製造していたが、本格的な果実酒の製造は今回が初めて。11月に飲食店限定で「さんさ」「つがる」を使った「イングリッシュ・サイダー 1st」を発売したところ評判を呼び、現在では約60店まで取り扱いが増えたという。12月11日には主にジョナゴールドで仕込んだ「2nd」が一般向けにスーパー、酒販店、同社ウェブショップで発売される。今後は「ふじ」を使った「3rd」「4th」を各7000本製造する予定。

 同社専務の嶌田洋一さんは「本格的なイギリススタイルの楽しみ方を提案していければ。地域の代表的なお酒になるよう育てていきたい」と意気込む。

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