盛岡の雑貨店「shop+spaceひめくり」（紺屋町4、TEL 019-681-7475）が、「マグカップ展」を開催している。

　2010年11月19日に中津川沿いにオープンした同店は、岩手、東北の手仕事品を集めた雑貨店。店長の菊池美帆さんは「オープンがついこの間のよう。お客さんが穏やかな気持ちで訪れてくれる場所でありたい」とこの3年を振り返る。周年記念には、マグカップを中心とした「お茶の時間」を楽しくするグッズを集めた同展を毎年開催している。今回で3回目を数える。

　10人の作家が約300点を出品。地元を中心とした常設作家の作品に加え、2013年6月に盛岡市鉈屋町で開催された展示会「モリオカサマシコ」がきっかけとなり、陶器製造が盛んな益子町（栃木県）と笠間市（栃木県）の若手陶芸家の作品も並ぶ。個性あるマグカップのほか、ティーポットやコースターもあり購入もできる。

　「器を好きになったきっかけがマグカップだったので、周年の時には展示を行っている。毎年来てくれる方もいて、迷いながらも自分のお気に入りの一個を選んでいる姿を見るのがうれしい」と菊池さん。

　営業時間は10時30分～19時（最終日は16時まで）。木曜定休。12月3日まで。