秋田発の人気「動物系」ラーメン店が盛岡進出-1日600食、出だし好調

ぐっと低い位置に掲げられた大きなのれんが店の看板

ぐっと低い位置に掲げられた大きなのれんが店の看板

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 盛岡に5月24日、秋田生まれの人気ラーメン店「末廣ラーメン本舗」の盛岡店(盛岡市大通2)がオープンした。経営は「ふくまる」(秋田市)で、岩手初出店となる。

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 本店は1938(昭和13)年の創業で、味は京都「新福菜館」から受け継いだ直伝のいわゆる「動物系」。豚骨や鶏ガラ、野菜を煮出したスープに、濃口しょうゆをベースにした独特の黒ダレが特徴で、麺はストレート麺。トッピングにスープを染みこませた薄切り肉(チャーシュー)がのり、薬味のネギは入れ放題。メニューは中華そば、塩末廣ラーメン(以上680円)、あさり醤油(880円)のほか、焼き飯(500円)など。

 昨年夏からテレビの情報バラエティー番組に次々に取り上げられたこともあり、カウンターのみの12席ながら、オープン直後にもかかわらず1日に600食が出るほどの好調ぶりだ。「岩手の人の好みがわからなかったが、受け入れてもらえて良かった」と営業課長の石川和樹さん。

 「店の原点である屋台の雰囲気を感じ取ってほしい」と極端に低く設置した大型ののれんは、店のPRに一役買っている。

 24時間営業で無休。

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