盛岡で若手作家による「現代アート展」開催-絵画から映像作品まで

宇田義久さんの作品。ジーンズのステッチ糸とアクリル絵具を使って表現した平面作品

宇田義久さんの作品。ジーンズのステッチ糸とアクリル絵具を使って表現した平面作品

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 盛岡市にある歴史的建造物の旧石井県令邸(盛岡市清水町、TEL 019-651-1606)で8月29日より、「安藤郁子 宇田義久 小林志保子 近藤克 さいとうよしとも展」が行われている。

安藤郁子さんの陶器による作品

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 サブタイトルに「多用な表現の中で」と題した同展は、岩手大学教育学部教授の近藤克さんと岩手大学特設美術科(現・教育学部芸術文化課程美術デザインコース)の卒業生らによる現代アートの作品展。現代アーティストでもある近藤さんが、岩手、青森、宮城で活動する、いわば門下生の中から4人を選ぶ形で企画した。

 展示は1886(明治19)年ごろに建てられた同邸の空間とその特徴を生かしたインスタレーション(設置芸術)。地下室を含む各部屋に、それぞれの作家が抽象画や写実的絵画、陶器、映像など、独自の表現を展開する。

 企画した近藤さんは「いずれも今生きのいい作家ばかり。その場で作品を見て、とにかく感じてほしい」と話す。

 開館時間は11時~18時。火曜休館。観覧無料。9月12日まで。

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