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もりおか歴史文化館が15周年 楽しんで学べる場所を広めて

間もなく15周年を迎えるもりおか歴史文化館外観

間もなく15周年を迎えるもりおか歴史文化館外観

 「もりおか歴史文化館」(盛岡市内丸)が7月1日、開館15周年を迎える。

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 同館は、旧岩手県立図書館の建物を増改築し、2011(平成23)年に開館。盛岡の歴史や文化、盛岡藩南部家に関する資料を収集・保存・公開する博物館と、観光交流拠点の2つの要素を併せ持つ。開館準備中に東日本大震災が発生。不安な時期でもあったが、「災害の大変な中で、多くの人が集まれる場所になろう」という思いを持って準備を進めたという。

 学芸員の小原祐子さんは「ここに来て6、7年くらいの私も含め、学芸員、職員一同が『あっという間だったな』という同じ気持ちでいると思う。建物や周辺の景色の中に15年の蓄積を感じている」と話す。

 6月下旬からは15周年を祝う記念企画を展開する。「15周年を盛り上げたいという気持ちで、盛りだくさんの企画になった。実はこれでも減らした方」と小原さん。開館記念日の7月1日は2階展示室の入場を無料にするほか、先着100人にオリジナルグッズを進呈する。

 6月27日からは15周年記念企画展第1弾「家の証-家紋からたどる南部家-」を開催。南部家の家紋があしらわれた武具や、家紋にまつわる文献資料などを展示する。10月3日からは記念企画展第2弾「盛岡藩領物産展-南部ブランドの底力-」を開催。盛岡藩領内で生産されていた産物について取り上げる。

 15周年記念グッズも発売。盛岡藩主を務めた「殿様」の肖像画や写真を使った同館オリジナル一筆箋「殿さま一筆箋」の15代藩主・南部利剛バージョンのほか、15周年記念の特別な盛岡城御城印とオリジナル御城印帳、企画展告知のために製作した懸垂幕をアップサイクルしたグッズを用意する。殿さま一筆箋と特別版御城印は7月1日、オリジナル御城印帳は8月中旬、懸垂幕アップサイクルグッズは第1弾=9月5日、第2弾=12月16日、第3弾=2027年2月6日に販売開始予定。

 関連イベントとして、同館の名誉館長で第46代南部家当主の南部利文さんを招いたトークイベント「南部さん!聞いてもいいですか?」を7月19日に開催。「家紋編」と題し、企画展「家の証」を一緒に観覧する。

 15周年企画は「楽しんで学んでもらえる場所だと再認識してもらおう」という思いを込めた。小原さんは「もりおか歴史文化館は、企画展もテーマ展もグッズも少し変わっているものが多い。その背景には学芸員や職員が楽しもうとする気持ちがある。まずはここを訪れて、楽しんで、新しい気付きをしてほしい。その気付きが、街の中や身の回りでの新しい発見にもつながれば」と期待を寄せる。

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