雫石町に「焙煎コーヒー豆」販売店-名店「カフェ・バッハ」で腕磨く

箱崎さん夫妻。写真右が光良さん、左がみきさん。

箱崎さん夫妻。写真右が光良さん、左がみきさん。

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 雫石町に1月19日、コーヒーの焙煎(ばいせん)豆を販売する「コーヒー焙煎 風光舎」(雫石町長山堀切野、TEL 019-693-4151)がオープンする。

唐松林に建つ「風光舎」の店舗

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 同店はオーナーの箱崎光良さんと妻・みきさんの2人で切り盛りする「焙煎コーヒー豆」の専門店。焙煎技術は業界でも屈指の名店「カフェ・バッハ」(東京都台東区)でオーナー自らが学んだほか、同カフェがオリジナルで開発した焙煎機「マイスター」を備えた。

 夫婦共に同じ外資系航空会社に勤務していた箱崎さん夫妻。5年ほど前からコーヒーの魅力に取りつかれ、「勤務20年の節目」に独立を決意。2007年に同時に夫婦そろって退社し、焙煎技術を磨くなどして、光良さんの生まれ故郷の盛岡近郊に同店を新築・開店した。

 「求めていくうちに、どんどん形になっていった」と光良さん。店はカフェ風のしつらえにしたものの、基本はコーヒー豆の販売。「プロがいれるコーヒーもおいしいが、むしろご家庭で、しかも一般的なペーパードリップでもおいしく飲んでいただける豆を届けたい」と思いを話す。 

 販売する焙煎豆は「深煎」「中深煎」「中煎」「浅煎」の4つのいり方で、価格は100グラム当たり550円から。店内には3卓16席のイートインスペースも用意し、ハンドドリップのコーヒー(450円~)も提供する。将来的には、「軽食も用意したい」(光良さん)。

 営業時間は10時~17時。火曜定休(1月20日は営業)。駐車場は20台分。

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