地域再生のカギになるか?-盛岡で「いわてビジネスプラングランプリ」

プレゼンテーションソフトを使いながら新事業案を説明するプレゼンテーター

プレゼンテーションソフトを使いながら新事業案を説明するプレゼンテーター

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 「第5回・いわてビジネスプラングランプリ」が11月26日、ホテルメトロポリタン盛岡ニューウィング(盛岡市盛岡駅前北通)で行われた。主催はいわて産業振興センター。

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 同イベントは、岩手県内の企業家などが新たな事業案をプレゼンテーションし、その内容を競うもの。創業3年未満の「スタートアップ部門」と今後事業革新を考えている「イノベーション部門」のほか、高校生による地域活性化のビジネスモデルを発表する場として「高校生部門」を新たに設けた。それぞれが、集まった100人ほどの観客を前にスライドによるプレゼンテーションを行った。審査基準は新規性や実現可能性、社会貢献度など5つ。

 最優秀案のグランプリ賞は、スタートアップ部門=リード(二戸市)、イノベーション部門=みなかわ(盛岡市本宮)が受賞。リードは、安全性能の高い防止を自社開発し、すでに販路拡大の段階にある点が評価された。みなかわはブランドシイタケの菌床の独自開発と生産から流通、販売までをマネジメントする事業案が高い評価を受けた。

 初の高校生部門では、海藻の「すじめ」を使った商品開発を考えた県立宮古水産高校(宮古市)がグランプリ賞に輝いた。

 そのほか、特別賞として、たこ焼きの冷凍保存販売を考案した南部たこう焼き(八幡平市)と食用ホオズキの特産品化を目指す早野商店(岩泉町)が選ばれた。

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