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盛岡で「食用ほおずき」の新商品発表会−食品加工会社が新規事業で開発
(2008年10月09日)
盛岡グランドホテルアネックス(盛岡市中央通1)で10月9日、「食用ほおずき」の新商品発表会が行われた。
国内でも珍しい食用ほおずきを加工・販売するのは、食品加工会社の早野商店(岩泉町岩泉村木、TEL 0194-22-2555)。地元岩泉町や田野畑村の農家と共同で食用ほおずきを生産しながら、生食のほかジャムやソースなど加工品を売り出す。
そもそも食用ほおずきに目をつけたのは、同社で営業を担当する早野由紀子さん。数年前にフランスに旅行した際に、サラダのような料理の中に入っていた生のほおずきをそれとは知らずに食べたところ、「どこかで食べたような懐かしさがありながらも新しい味」(早野さん)に魅せられたのをきっかけに、2005年から自宅のリンゴ畑で栽培を始めたという。
初年度は1棟のビニールハウスで200株ほどを栽培したが、害虫の被害に遭いほとんど商品にはならなかった。害虫対策を施した翌年は少量ながらも収穫があったためインターネットで販売したところ、「思った以上に売れた」(同)ことから、3年目からは生産量を増やし現在では18戸の農家と提携、1,800株を栽培するまでに至った。
4年目となる今年からは、同社の新商品として加工品の製造・販売を開始。地域ファンド「いわて希望ファンド」の支援対象事業に選ばれたことを追い風に、ジャム(690円)やフルーツソース(1,260円)、コンポート(800円)、マーマレードタイプのお茶(630円)など、岩手の新たな味覚としてプロモーションをかけながら、生産と販売を拡大していく計画だ。
早野さんは「これまでは海産物の加工を手がけてきたが、これを契機に地元県北や沿岸地域の農家の方々と共同で食用ほおずきに力を入れていきたい」と意気込みをみせる。「食用ほおずきはフランスでは『冬のサクランボ』と言われるほど甘くて、糖度は12〜13度ほどある。甘さはパイナップル程度」とも。
今月10日から13日まで、盛岡市の百貨店・パルクアベニューカワトク(菜園1)で試食販売会を行う。
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