ネット上で自筆の作品を公開-「Yomicom」ベータ版サービス開始

「Yomicom」のトップページ。正式版は6月公開の予定

「Yomicom」のトップページ。正式版は6月公開の予定

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 ネット上で自筆の作品をデジタルパブリッシング化し、公開するサイト「Yomicom」が4月30日より、ベータ版のサービスを開始した。

「Yomicom」の作品閲覧ページ

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 同サービスは地域活性化を手がけるNPO法人理事長を務める瀧澤寛之さん(滝沢村在住)が個人的に「趣味」で開発したもの。近年の「自費出版」ブームに目を付けた。

 小説などの文学作品やエッセー、絵本、イラストなど、あらゆる作品を発表することが可能で、気軽に日本全国、世界各国の人々と執筆活動を通して交流することを目的とする。

 使い方は、マイクロソフト「ワード」とほぼ同じ要領で、サイト上に文章と写真を入力するだけ。友人など、グループで共同執筆できる「共著」機能や共著で作業する時に遠隔地でも打ち合わせができる「書き置きメモ」、読書時に欠かせない「しおり」の役割としてページ単位のブックマーク登録などの機能も備えている。容量の大きい画像データも圧縮ファイル化し、まとめてアップロードすることで、簡単にサイト上のページレイアウトに落とし込めることから写真集や漫画などの制作にも活用できる。

 一般の閲覧者は公開した作品ページに感想をコメントとして投稿することもでき、サイト内での交流が楽しめる仕組み。ほかにも、海外からのアクセスに対しては、サイト内のテキストデータをすべて英語に変換する「サイト内翻訳機能」を取り入れるなど、ボーダレスに楽しめるこだわりも。

 かねてから執筆活動に興味のあった瀧澤さんは、2007年ごろに思いついたアイデアを基に、一人で「Yomicom」の開発をスタート。「暇を見つけては」の作業を繰り返し、約2年を経てサービス開始にこぎ着けた。

 瀧澤さんは「自分の本を出版してミクロな範囲の読者を獲得するだけでなく、『不特定多数の人に読んでもらう』という楽しみもあるはず。執筆に興味のあるすべての人の挑戦と出会いの場になれば」と話す。

 サイトの閲覧はPCのほか、携帯電話からも可能で、現在はNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの「だいたいの機種への対応は確認済み」(瀧澤さん)だという。正式版のサービス開始は6月1日を予定。

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