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紫波町でイタリア映画「道」上映会 上映会開催に向けたワークショップも

今回の上映会に合わせて描き下ろされた「ジェルソミーナ」のイラスト

今回の上映会に合わせて描き下ろされた「ジェルソミーナ」のイラスト

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 「第18回シワキネマ上映会 フェデリコ・フェリーニ生誕101年記念『道』上映会」が1月17日、紫波町の「オガールプラザ」紫波町情報交流館2階大スタジオで行われる。

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 「シワキネマ」は紫波町に在住・勤務するメンバーで構成された映画上映団体で、年に数回映画の上映会を企画・実施している。2020年はコロナ禍の影響を受けて思うように上映会をできずにいたという。7月には8カ月ぶりとなる上映会を開催。映画復興への応援チャリティー上映とし、感染症の影響を受ける小規模映画館への支援を行う「SAVE the CINEMA『ミニシアターを救え!』プロジェクト」へ収益の一部を寄付した。

 「前回の上映会の後、しばらく上映会の企画はやめておこうか、開催は難しいなと思っていた」と代表の小田中卓也さん。一方で、映画館で味わう非日常感や、1つの作品と向き合う時間を大切にしたい気持ちも強まっていたという。そこで、感染症対策をしながら、再び上映会を開催することを目指していた。

 今回は1954(昭和29)年製作・公開のイタリア映画「道(原題:La Strada)」を上映。旅芸人たちの悲哀を描いた物語で、第29回アカデミー賞では外国語映画賞を受賞している。同作品で監督を務めたフェデリコ・フェリーニの代表作としてもしられ、フェリーニが今年1月20日に生誕101年を迎えることを記念し、「生誕100年以降も、彼の作品群がこれから先も輝き続けるように」という願いを込めた。上映会のポスターやチラシには、盛岡市在住のイラストレーターminaco.さんによる同作品のヒロイン・ジェルソミーナのイラストが描かれている。

 上映会終了後には、映画上映会などを行いたい人を対象とした「映像アートマネージャー養成講座in紫波『みんなの上映会をつくろう』」も実施。宮古市の「みやこ映画生活協同組合」が文化庁などと主催し、「シワキネマ」が協力して行われるもので、ゲスト講師による講義とワークショップを通じて上映会の企画・開催・運営の方法を学ぶ。今回は講義編として地域での映画鑑賞の場作りを学ぶ。2月には実践編として映画「風の電話」の上映会の運営を行う。

 小田中さんは「シワキネマへも『この作品を上映して』というリクエストが来るが、その時には『あなたが上映会を開いてみてと声を掛ける。上映団体はいっぱいあった方が面白いと思う。上映会から続けて講義を受ける実際の雰囲気も分かって理解しやすい。ぜひ挑戦してみてほしい。映画も当時の価値観で描かれ、現代では作れない映画だが、いつ見ても心がつかまれる色あせない魅力がある。名作を皆さんと一緒に楽しみたい」と呼び掛ける。

 当日は12時30分開場、13時上映開始。料金は1,200円。前売り券のみで当日券の販売予定はない。オガールプラザ紫波町情報交流館総合案内で取り扱うほか、シワキネマのフェイスブックページで受け付ける。「映像アートマネージャー養成講座」は参加無料。先着20人。申し込みは「みやこ映画生協」まで電話(TEL 070-5320-5274)、メール、フェイスブックイベントページで受け付ける。

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