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盛岡市動物公園にピューマの「ニーナ」来園 今季開園に向けても準備中

報道陣のカメラにも興味津々のニーナ。大勢の人に驚き、様子をうかがう姿も

報道陣のカメラにも興味津々のニーナ。大勢の人に驚き、様子をうかがう姿も

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 盛岡市動物公園ZOOMO(ズーモ、盛岡市新庄)に新しく雌のピューマ「ニーナ」が来園し、5月25日に報道向けのお披露目が行われた。

 ピューマの国内飼育数は15頭で、将来的に日本の動物園からピューマがいなくなってしまわないよう国内の動物園が連携し、血統を管理しながら繁殖を目指している。同園では現在、雄のピューマ「タフ」を飼育。タフとペアとなる「お嫁さん候補」として、静岡県の日本平動物園で暮らしていた「ニーナ」が選ばれた。

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 ニーナは5月18日の夕方に日本平動物園を出発。移動中は落ち着いた様子だったという。盛岡には翌日19日の9時に到着し、小雨が降る中、盛岡市動物公園の飼育係が迎え入れた。21日には運動場に出る練習をスタート。25日のお披露目では、これまでは同園の飼育係数人とのみ顔を合わせていたためか、大勢の報道陣に少し警戒した様子で岩陰から様子をうかがう姿も見られた。

 ピューマの飼育係を担当する山本祐子さんは「日本平動物園の飼育係によると、ニーナはおてんばで好奇心旺盛な性格。部屋の中や運動場へ迷いなく入っていく様子から、好奇心が強い様子は感じている。ニーナは1歳になったばかり。私たち人間と動物たちの時間の流れは大きな違いがある。行動を見ていると、なんとなく高校生くらいなのかなと思うこともある」と話す。

 ニーナの来園に当たり、飼育環境や展示環境などを充実させるため、同園では初のクラウドファンディングに挑戦。目標金額を80万円に設定し、4月15日にスタートすると、6日後には80万円を達成した。22日からは次の目標を120万円に設定したところ、5月7日に達成。終了時には目標を大きく上回る156万9,000円が集まった。支援者には動物ファンやピューマファン、動物園のファンのほか、静岡で暮らす人や盛岡にゆかりのある人も多くいたという。

 集まった金額は、暑さが苦手なピューマの夏場の対策として獣舎内へのエアコン設置や、運動場に新しい遊具を用意するための資金などに使われる。

 ニーナとタフはまだ顔合わせをしていなく、2頭の相性と体調を見ながら進めていく。ニーナの公開は6月1日の今季開園から始める予定で、しばらくの間午前中はニーナ、午後はタフと交互に公開を行う。ペアでの公開は2022年のリニューアルオープン後を目指し、同年中の繁殖と赤ちゃんの誕生が期待されている。今季開園についても、新型コロナウイルス感染症への対策を整え準備を進めている。

 山本さんは「以前の飼育担当者と連携しながら、盛岡の仲間として大切に育てていく。静岡のファンの皆さんへもSNSで様子を紹介したい。長い時間滞在してもらい、ニーナにもタフにも会ってもらいたい。動物にもそれぞれ個性があるので、2頭それぞれの行動にも注目してもらえれば」と話す。

 6月1日からの開園時間は9時半~4時半。入園料は大人500円。

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