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盛岡市動物公園で28年ぶりにアメリカバイソンの赤ちゃん誕生 愛称も募集

お母さんと寄り添うアメリカバイソンの赤ちゃん

お母さんと寄り添うアメリカバイソンの赤ちゃん

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 盛岡市動物公園(盛岡市新庄)で6月20日、アメリカバイソンの赤ちゃんが誕生した。

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 赤ちゃんは、2015(平成25)年に来園した母親アメリと、2013(平成23)年に来園した父親タイソンの間に誕生。アメリにとっては初めての出産となったが、母子共に元気で、アメリもしっかりと子育てをしているという。生まれてすぐの頃、父親のタイソンに対しても警戒する様子を見せて赤ちゃんを守っていたアメリだが、現在はタイソンともトラブルはなく、親子3匹仲むつまじく過ごす姿が見られる。

 アメリカバイソンは北米大陸の草原に分布するウシ科の動物。同園では開園当初から飼育しており、繁殖は28年ぶり3例目となる。成獣の体は長く縮れた体毛で覆われているが、子どもは赤茶色の短い毛で覆われているのが特徴。赤ちゃんはアメリの母乳を飲んで順調に成長中で、運動場を元気に走り回ることもある。

 6月27日に一般公開をスタートすると同時に、愛称の募集もスタート。アメリカバイソン放飼場前に応募用紙と投票箱を設置し、7月7日まで募集を行っている。

 広報担当者は「お母さんのアメリがいつもぴったりと寄り添い、親子一緒に過ごしている姿がよく見られる。まだ体長や体重は測定していないが、2週間ほどで生まれた頃よりひと回りくらい大きくなっている」と話し、「赤ちゃんの成長はあっという間。大きくなる姿を見守ってもらうとともに、小さく愛らしい姿も見てもらいたい。かわいらしい名前を付けてあげて」と呼び掛ける。

 愛称の発表は7月19日にホームページやSNSに掲載予定。開館時間は9時30分~16時30分。入園料は500円(中学生以下無料)。水曜休園。

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