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岩手町在住の彫刻家が20周年展-パブリックアートの軌跡たどる

ケイト・トムソンさんのモビール作品

ケイト・トムソンさんのモビール作品

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 盛岡の歴史的建造物として知られる旧石井県令私邸(盛岡市清水町)で現在、彫刻家の片桐宏典さんとケイト・トムソンさんの20周年記念展「20 YEARS ON:浮島彫刻スタジオの20年」が開かれている。

展覧会の様子

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 浮島彫刻スタジオは1991年3月、パブリックアートなどを手掛ける彫刻家の片桐さんとトムソンさんが、日本での制作拠点として岩手町に開設。もう一つの拠点となる英国・エジンバラ市と行き来しながら、国内外を問わず創作活動を続けてきた。2人は夫婦。

 これまでの作品づくりを振り返る同展。公共に展示されるパブリックアートのため、作品の現物は展示できないが、デッサンやマケット(試作模型)、ドキュメントなど創作課程の資料を公開。古い建物を生かした新作のインスタレーションでは、三陸沿岸の鵜ノ巣断崖(野田村)でサンプリングしたサウンドインスタレーション(片桐さん)や、岩手と英国の空を撮影したモビール作品(トムソンさん)を展示する。

 開館時間は11時~18時。観覧無料。8月4日まで。

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