盛岡で陶芸家「リサ・ラーソン展」-60年代発表のビンテージも展示販売

10年ほど前から、日本でも知られるようになった陶芸家、リサ・ラーソンさんの作品。写真奥はラーソンさんの制作道具一式など

10年ほど前から、日本でも知られるようになった陶芸家、リサ・ラーソンさんの作品。写真奥はラーソンさんの制作道具一式など

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 盛岡菜園にある家具店「Holz(ホルツ)」(盛岡市菜園1、TElL 019-623-8000)で現在、「リサ・ラーソン展」が行われている。

陶芸家リサ・ラーソンのビンテージ作品

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 同展では、北欧を代表する人気陶芸家、リサ・ラーソンさんの作品250点を店内各所に展示・販売する。静岡、鹿児島など全国を年内巡回し、東北では同展のみで開催。

 店内には、LION(ライオン)やMIA(ネコ)など現在制作されている作品のほか、60~70年代のビンテージ作品、ラーソンさん本人が制作に使う道具や横顔を撮影した写真も展示する。

 ラーソンさんは1931年スウェーデン・ハルンダ生まれの陶芸家。グスタフスベリ陶芸工場、カリフォルニア大学バークレイ校を経て、78歳の今も現役で制作活動を続ける。今年9月に雑誌「an・an」(マガジンハウス)でV6メンバーの岡田准一さんがラーソンさんの別荘を訪ねた特集が組まれるなど、ここ1、2年で日本でも認知度が上がっている。

 「ライオンの作品で知られる北欧を代表する陶芸家。頭と体が微妙にアンバランスなのが特徴で、一目で彼女の作品とわかるオリジナリティーあふれる作風。愛嬌(あいきょう)があるかわいらしさから、今で言う『ブサカワイイ』、(店主が出身の)宮古では『めぐさめんこ』といった感じ。女性のファンが多い」と店主の平山貴士さん。

 価格は、LION(ライオン)=S4,725円、M12,600円、L84,000円、MIA(ネコ)=S5,755円、M12,600円、L39,900円、ミニチュア(同展のみ限定販売)はネコ、ゾウ共に2,940円。ビンテージ作品も販売する。

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