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もりおか町家物語館が「明治・昭和の思い出写真」募集 来年の企画展へ向けて

今年1月から3月にかけて行われた「おもいで写真展」の様子

今年1月から3月にかけて行われた「おもいで写真展」の様子

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 もりおか町家物語館(盛岡市鉈屋町)は現在、鉈屋町・大慈寺町界隈(かいわい)で明治から昭和に撮影された写真を募集している。

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 同館では今年1月から3月にかけ、鉈屋町や大慈寺町の周辺で明治期から昭和までに撮影された写真を展示する小企画展「鉈屋町・大慈寺町界隈 おもいで写真展」を開催。昔懐かしい「町家」を生かした施設ならではの展示をしたいという思いと、同館がある鉈屋町と大慈寺町の歴史を振り返り、周辺地域の魅力を再発見し、同館へ人が集まる機会をつくりたいというアイデアから企画した。

 期間中は昭和期の写真を中心に30点を展示。来館者からは「懐かしい」「当時を知らなくても、雰囲気を味わえる」「良い企画なので続けてほしい」という声が寄せられていた。一方、展示する写真は公募で提供されたもので、集めるのに苦労したという。

 2回目となる「おもいで写真展」は来年1月16日に開始予定。現在は開催に向けて展示する写真の公募を行っている。集めている写真は鉈屋町と大慈寺町界隈で撮影された、明治から昭和の写真。写真と共に、その写真にまつわるや思い出やエピソードも募集する。写真の提供時に記入もしくはスタッフが聞き取りを行う。

 写真の寸法は最大で41センチ×29.7センチ以内とし、提供された写真は画像データとして取り込み、返却する。提供時は寄贈申込書を記入するため、印鑑の持参が必要。提供枚数が多い場合は事前連絡への協力を呼び掛けているほか、アルバムのままでの持参も受け付ける。アルバムの場合は1冊まで持ち込める。

 同館の担当者は「暮らしの様子や昔の風景、催し物の様子など、当時のことが写っている写真であれば歓迎。『こんな写真あったよ』『こんなのはどう?』と気軽に持ち込んでもらいたい。皆さんの写真があってこその展示なので、ぜひ提供してほしい。当時のエピソードも聞かせてもらいたい」と呼び掛ける。

 写真はもりおか町家物語館母屋窓口で受け付ける。開館時間は9時~19時。毎月第4火曜休館。募集は11月15日まで。

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