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IGRいわて銀河鉄道、青山駅南口に本社移転 売店に地産地消レストランも

岩手県知事らが参加し、落成安全祈願とテープカットで開設を祝った

岩手県知事らが参加し、落成安全祈願とテープカットで開設を祝った

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 IGRいわて銀河鉄道(盛岡市青山2、TEL 019-601-9981)は11月16日、本社を青山駅南口に移転し業務を始めた。

岩手の物産品を販売する「銀河マルシェ」

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 青山駅南口改札口が開設することで、青山駅南西部からの駅へのアクセスが以前より4分ほど短縮される。待合室や駐車場、駐輪場も新たに整備。不動産物件検索コーナーも設け、地域利便性向上を図る。本社を駅に直結した南口に移し、地域活性化の拠点を担うとともに、災害への危機管理対策も強化する狙い。

 20日には、同鉄道の旅行部門「銀河鉄道観光」のカウンターもオープンし、店頭での旅行商品の販売を始めたほか、物販店「銀河マルシェ」もオープン。地物の野菜のほか、三陸海産物など土産品を販売する。同じく20日にオープンしたロレオール田野畑の伊藤勝康オーナーシェフ監修フレンチレストラン「びすとろ銀河」は、岩手県産食材にこだわった料理とワイン、ビールを提供。立ち飲みできるカウンターがあり、バルスタイルで気軽に楽しめるという。

 同社の菊池正佳社長は落成安全祈願で「青山駅は2006年の開設以来利用者が増えており、駐輪場と駅舎の狭苦しさが課題だった。これまで本社が自社線と離れていることで災害時の対応や日常業務での本社からの支援体制など早急に解決しなければならない課題もあった。新社屋は、青山地域のみなさまとの調和を考慮したデザインを採用した。地域のにぎわいの場を提供して、お客さまと親密な関係を築き上げでいきたい」とあいさつした。

 青山駅南口利用時間は4時30分~24時。改札窓口営業時間は8時30分~21時。

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