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仙北町駅開業100周年、原敬とのゆかりを展示-盛岡駅わんこロードで

盛岡駅南北自由通路で「仙北町駅と原敬展」

盛岡駅南北自由通路で「仙北町駅と原敬展」

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 仙北町駅(盛岡市仙北2)が1月5日、開業100周年を迎えた。JR東日本盛岡支社(盛岡市駅前通)は開業100周年を記念し、開業に深い関わりのある「原敬」を取り上げた展示「仙北町駅と原敬展」を盛岡駅で開催している。

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 仙北町駅の開業は1915(大正4)年1月5日で、東北本線の盛岡駅に隣接する駅として市民に利用されてきた。仙北町駅周辺はもともと盛岡駅建設候補地になっていたが住民の反対があり、盛岡駅は現在の場所に収まった。仙北町駅と盛岡駅は1.8キロしか離れておらず、仙北町駅の設置は地元住民の請願に対して当時鉄道院総裁だった原敬が努力した産物といわれている。

 開業100周年を記念して盛岡駅2階の南北自由通路に展示ブースを設置。仙北町駅と原敬ゆかりのパネルのほか、原敬の生涯をたどる紙芝居「一山百文を貫いた原敬」も合わせて展示する。

 同社の吉田正樹さんは「盛岡駅はもしかしたら仙北町にあったかもしれないというロマンに思いを馳(は)せながら展示を見てもらえれば」と呼び掛ける。

 3月22日まで。

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