けんじワールド、惜しまれつつ18年の歴史に幕-営業ラストスパート

最後の営業に大勢の来場者でにぎわう

最後の営業に大勢の来場者でにぎわう

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 けんじワールド(雫石町鴬宿、TEL 019-695-3111)が8月25日に最後の営業を迎える。現在、最後の思い出にと多くの来場者が訪れている。

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 ホテル東日本グループが運営する同施設は、岩手県出身の宮澤賢治の世界をテーマにした屋内型プール施設として1995年に開業。来場者の減少を理由に2007年からはゴールデンウイーク、夏休み、9月連休にそれぞれ期間限定で営業していたが、今年の夏で閉園することが決まった。

 今年は7月13日から営業を始め、お盆期間中は平均して一日6000人が訪れた。同施設営業部企画課の立花隆さんは「今年の来場者数は、昨年より4割から5割多くなっている。最後なので、家族連れのほかに子どものころに来ていた20代や東北に転勤で来ている人が多く訪れている」と話す。

 閉園後は、施設跡地と駐車場を合わせた広大な土地にイングリッシュガーデンなどの総合庭園「フラワー&ガーデン森の風」を来年7月にオープンする予定。運営は、東日本ハウス100%子会社「フラワー&ガーデンカンパニー」が行う。

 現在、営業時間を1時間延長している。地元の人向けに16時からは入場料を安く設定する(アフター4)。営業時間は9時~19時。入場料は、大人=2,600円(アフター4=2,000円)、子ども=1,600円(アフター4=1,300円)。

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