盛岡市は、岩手の復興支援情報を首都圏で発信していこうと10月27日、東京・飯田橋に「岩手もりおか復興ステーション」（東京都千代田区飯田橋2　TEL 03-3556-5012）を開設した。

　同ステーションは、震災の風化を防ぎ長期的な支援の必要性を広く伝えていくための活動拠点オフィスとして開設。首都圏に向けた岩手の情報発信や岩手県内地域と企業の支援マッチングを図るほか、首都圏のイベントを通じて県内の復興支援につながる物産販売などの事業を展開する。

　運営は一般社団法人SAVEIWATEに委託し、所長には北田耕嗣（こうじ）さんが就任。所長のほか、スタッフ3人を岩手から採用した。三陸沿岸の復興状況やボランティア活動情報発信、視察研修やボランティアの企画運営サポート、交流会など支援者や企業などをつなぐ役割を果たす。

　同ステーションの神田店として、NPO法人ふるさと往来クラブ内にあるアンテナショップ「生活の森」（神田錦町1）で岩手の特産品のほか、復興支援グッズも販売していく。